『SOLRIDER』による洗浄作業及び仕組みなど
2016年 5月 国際特許取得済
世界初、レールごと何処へでも持ち運べるソーラー清掃ロボット
SOLRIDER®は、太陽光パネルの全面を、隅(端縁)まで効率よく自動清掃するとともに、メンテナンスを容易とした、消費電力の少ない太陽光パネル自動清掃ロボットです。1MW(約6000㎡)の汚れた太陽光パネルを、約2日間できれいに洗浄清掃します。
技術背景
太陽光パネルの基本原理は、光子を用いた光起電力効果によって発電を行うものであり、パネル面に太陽光が照射されることにより、起電力が生じるため、発電効率が高くても、汚れやゴミの付着などによって光が遮られると、発電効率が低下、または不能となる事態に陥る事です。
よって、風雨によるパネル面の汚染、積雪、鳥の糞害、花粉、砂泥の付着のほか、噴火による降灰などの自然災害により、パネル面が汚れて直射日光が遮られることにより、高い発電効率を持続することが困難になるので、太陽光パネルの定期的な清掃は、必須となっています。
SOLRIDER®の効果・特徴
太陽光パネルに直接、清掃ロボットを簡単に設置することができます。
太陽光パネルの上端および下端の間に渡設される左右への移動ガイドレールに沿って、上下移動自在に設置された清掃体が、太陽光パネルの表面を全面に渡って洗浄清掃します。
太陽光パネルの全面を、隅まで均一に、ムラが無く清掃でき、ろ過水なので水垢も付きません。
SOLRIDER®には、外部から濾過器やホース等を経由して供給される水を、太陽光パネルの表面に、噴射するノズルが設けられています。
洗浄中の汚れた水が、周りの太陽光パネルに飛び散りません。
SOLRIDER®には、筐体が設けられています。筐体は、清掃体を覆うカバー状部材であり、プラスチック等の樹脂によって構成されています。
太陽光パネル側面の縁を有効活用し、安全運転ができます。
移動ガイドレールには、太陽光パネルを上下から、挟持するための固定部材(移動用車輪)を、上下一対で装備しています。上下に設置された、固定部材(移動用車輪)間の距離は、変更自在ですので、あらゆる大きさの太陽光パネルに、設置することが可能です。
人力での洗浄作業に比べ、7倍以上の作業スピードと、8分の1以下の消費水量です
SOLRIDER®に搭載された、全長103cmのやわらかなナイロン製ブラシが、毎秒20回転しながら、時速3kmでなめらかに横移動して、太陽光パネルを清掃して行きます。
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