メンテナンス事業
産業用太陽光パネルの洗浄等の各種メンテナンスサービスをご用意しております。太陽光発電システムは、期待寿命が20年以上。その間、雷や台風などの自然現象等による経年劣化や鳥のフンなどによる性能低下が進んでいきます。つまり、年月を重ねるごとに、売電収入は減っていっています。そこでパネル洗浄から草刈り、点検までさまざまなメンテナンスを行うことにより、本来の性能を取り戻すことが必要です。
産業用太陽光パネルの洗浄『SOLRIDER』について
SOLRIDER® (ソルライダー)は､可搬式の産業用太陽光パネル専用自動洗浄装置(ロボット)です｡新設および既設の太陽光発電施設にて稼働させることで､堆積する埃（ほこり）や土､火山灰や黄砂等を各種の専用ブラシと洗浄水にて清掃除去することができます｡
従来のソーラーパネルのメンテナンスでは､高圧洗浄機などを用いた人による高所作業も多く､一度のメンテナンスに高額な料金と過度の日程が必要でしたが､ソルライダーですと､１時間に最大430㎡(1.2㎡のパネル約360枚)を隅々まで洗浄する能力を誇り､メンテナンスコストを大幅に削減することを可能としました｡
パネルに負担をかけないように軽量と耐久性に優れたアルミ部材を使用しており､ダブルブラシ洗浄にて清掃効率とスピードアップを実現し､手元のリモートコントローラーにて離れた場所からの洗浄も行うことができます｡
ドローンによるパネルデータ解析
大型の太陽光発電施設では目視点検で異常箇所を見つけることは困難を極めます。
ドローン(SKYSCAN)によるパネルデータ解析、 およびロボット(SOLRIDER)によるパネルクリーニングを、組み合わせてご提供する、出張型の運用支援サービスです。高性能のサーモグラフィーカメラにより、IVカーブ測定では検出が困難な、マイクロクラックやスネイルトレイル、堆積物等も検出し、解析する事ができます。
雑草対策
太陽光設備のメンテナンスの一つとして、重要な位置を占めるのが雑草対策。
雑草が育ってくるとパネルに影ができ、発電効率が低下します。また、雑草に集まってきた鳥獣・虫によるパネル汚れも、発電効率を低下させる要因です。つる性の雑草がソーラーパネル配線に絡みついたり、雑草の影ができたりすることで発電できなかった箇所が電気抵抗となり、モジュールが故障することがあります。最悪の場合には火災にもつながるため、定期的なメンテナンスが重要です。
保守点検
太陽光発電システムを維持・運用していくため、定期的に巡視点検することで安全を確保する必要があります。システムの異常および不具合を早期に発見し、安全を確保するとともに、故障などを未然に防止する効果があります。
定期点検は日常巡視では確認できない設備の経年劣化や損耗などについて、専門技術者が実施します。
