太陽光の掃除料金:業者と自力どっちがお得?
太陽光の発電量が低下してしまうと採算がとれないなどの問題が起こります。そのためには、積極的に太陽光パネルの掃除やメンテナンスをしなければいけません。その際に気になるのが、費用でだと思われます。太陽光を導入するのなら、掃除に必要となるおおよその費用は押さえておきましょう。
手段で変わる太陽光の掃除料金
太陽光パネルを掃除する方法は、大きく分けると自分で行うか外部の業者へ依頼するかの2択となります。さらに、掃除に使う道具ややり方によって費用は異なります。
自分で掃除をする場合にかかる費用
自分で掃除をする場合は、業者へ依頼するよりも安く上がると考えていませんか?確かにやり方によっては、業者へお願いするよりも自分で掃除をした方が費用を抑えることが出来ます。しかし、高圧洗浄機などを取り入れる場合は、その初期費用でそれなりのお金が発生します。
家庭用の高圧洗浄機を使う
自分で太陽光パネルの掃除をする場合、家庭用の高圧洗浄機を検討する人も少なくありません。家庭用の高圧洗浄機も多数販売されていますが、太陽光パネルの掃除に用いる場合は選び方に注意が必要となります。ブラシが硬すぎたり、水圧のあたりが強すぎるとパネルにクラックが入ってしまうかもしれません。一見するとなんの問題がないように見えても、目では確認できないマイクロクラックが出来ている可能性もあります。
クラックを防ぐには、太陽光専用のアクセサリーを用いる必要があります。外壁掃除などのアクセサリーよりも価格は高く、アクセサリーだけで10~20万円することもあります。全て一式購入するとなると安くても10万円から、20~30万円が高圧洗浄機導入に必要な予算として考えておくと安心です。数万円で購入できる高圧洗浄機もありますが、それは太陽光専用のアクセサリー等がついていない場合が多いです。太陽光の掃除に使用する場合は、どうしても他の用途より高めになってしまいます。
マイクロファイバーやモップを使う
マイクロファイバークロスやモップを使用する場合、費用はかなり抑えることが出来ます。製品にもよりますが、1枚500円程度から購入が可能です。マイクロファイバーを使用したモップも2000円程度で購入することができます。しかし、手間と時間がかかります。
グラスワイパーやスクイジーを使う
グラスワイパーやスクイジーも、安いものなら1000円程度で販売されています。余裕をもって見積もって2000~3000円あれば、十分な品を購入することが出来ます。デメリットは、こちらも手間と時間がかかります。
業者に依頼をする場合
太陽光の掃除を外部の業者に依頼をする場合も、金額は様々です。太陽光掃除専門の業者の他にも、何でも屋や便利屋と呼ばれる業者でも請け負ってもらえることがあります。
まず前者の専門業者の場合ですが、一般家庭に導入される5kw未満の太陽光システムの場合は、3~5万円前後になるケースが多いです。ですが、3階建てのお家や屋根の構造、水道が確保できるかどうか等の条件により、追加料金が発生する場合も珍しくありません。
後者の便利屋の場合は、専門の業者よりも価格差が激しいのが特徴です。格安業者の場合は1~2万円程度を提示することもありますが、太陽光の掃除についてのスキルも知識もなく、専用の道具もありません。高額で繊細な太陽光パネルですから、安価でも業者に依頼をする場合は、専門のところに頼むことをオススメします。
掃除ロボットの場合
新しい太陽光掃除の方法として注目されているのが、人の手を煩う必要のない掃除ロボットです。ただし、導入するためには150~200万円と最も高額な費用が発生します。
まとめ
太陽光パネルの掃除は、頻繁に行う必要のないものですから、実際は業者へ依頼をしてもそこまで大きな費用負担にはならないとも言えます。もちろん、長い目で見た場合は道具を購入して自分で行った方がコスパは良いかもしれません。太陽光の掃除をする際は、費用はもちろんのこと、効果や手間とも照らし合わせて吟味する必要があります。
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