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中古の太陽光パネルは大丈夫?中古パネルのメリット・デメリット

2023年12月20日 購入
中古の太陽光パネルは大丈夫?中古のパネルのメリット・デメリット

太陽光発電システムの導入を検討する際に、初期費用を抑えたいという人は多いのではないでしょうか。そんな人におすすめなのが、”中古の太陽光パネル”です。しかし長く使う太陽光パネルの中古品。
「本当に大丈夫なの?」
と不安になる気持ちはわかります。
今回は、中古の太陽光パネルのメリット・デメリットや、中古の太陽光パネルの購入する際の注意点などを解説します。

中古の太陽光パネルとは?

中古の太陽光パネルとは、すでに設置されていた太陽光パネルを再利用して販売されているものです。これらのパネルは、新品の太陽光パネルと同じように太陽光エネルギーを電気エネルギーに変換しますが、前のオーナーが使用を終えた後のものです。
新品の太陽光パネルに比べて、初期費用を抑えて太陽光発電システムを導入することができ、環境への負荷を軽減することができるという利点があります。
近年の物価高も手伝って、初期投資を抑えつつ太陽光発電システムを導入する手段として注目されつつあります。

中古の太陽光パネルのメリット・デメリット

それでは、中古の太陽光パネルを購入することのメリットとデメリットには、どのようなものがあるでしょうか?

メリット

・初期費用を抑えられる
初期費用を抑えられる点は、中古の太陽光パネルの最大のメリットです。中古の太陽光パネルは、新しいパネルよりも安価で手に入れることができます。これにより、太陽光発電システムの導入コストを削減できます。

・発電量の予測がしやすい
新品の太陽光パネルは、実際に設置してみないと発電量がわかりません。しかし、中古の太陽光パネルであれば、設置先や設置角度などのデータが確認できるので、発電量をある程度予測することができます。

・環境に優しい
新品の太陽光パネルを製造するためには、多くのエネルギーが必要です。中古の太陽光パネルを再利用することで、新しいパネルを製造する際に使われるエネルギーや資源の消費を削減でき、環境への負荷を軽減することができます。

デメリット

・発電量が新品に比べて劣る
発電量が新品に比べて劣る点は、中古の太陽光パネルのデメリットのひとつです。太陽光パネルは、設置してから時間が経つにつれて発電量が徐々に低下します。中古の太陽光パネルはすでに設置されていたものなので、新品に比べて発電量が劣っている可能性があります。

・故障や劣化のリスクがある
太陽光パネルは経年劣化や自然災害などの影響によって、故障や劣化する可能性があります。中古の太陽光パネルは、新品に比べて故障や劣化のリスクが高いため、注意が必要です。

・保証の制限
中古の太陽光パネルは新品のような長期間の製品保証が期待できない場合があります。購入する際には、故障時の保証やアフターサービスについて確認する必要があります。

中古の太陽光パネルを購入する際の注意点

中古の太陽光パネルは、専門の太陽光パネル販売業者や再生エネルギー関連の専門店の他、インターネットオークションやフリマアプリなどで購入することができます。ただし、専門的なことはあまりよくわからない人は、オークションやフリマアプリではなく、太陽光パネル販売業者で購入することをおすすめします。
安全かつ信頼性のあるパネルを購入するために、以下のポイントに注意することが重要です。

・パネルの性能と劣化度合いを確認する
中古の太陽光パネルは、設置してから時間が経過しているため、発電量が新品に比べて劣っている可能性があります。このため、中古の太陽光パネルの性能や劣化度合いを確認することは非常に重要です。パネルの製造年月日や劣化具合を知ることで、将来的な性能の安定性を予測できます。

・メーカーや型番が確認できるものを選ぶ
メーカーや型番が確認できるものを選ぶことで、設置場所や既存のシステムとの適合性を確認することができます。

・保証とアフターサービスについて確認する
中古の太陽光パネルは新品の物よりも故障の可能性が高いです。購入前に保証期間やアフターサービスについて確認し、万が一の際にサポートを受けられる体制が整っているか確認した方が安心です。

・出品者の信頼性を確認する
特にオークションサイトやフリマアプリなどで購入する際には、出品者の信頼性を必ず確認しましょう。口コミや評価を調査することで、過去の取引実績などを確認できます。

これらのポイントに気を付けることで、中古の太陽光パネルを安全かつ信頼性のある方法で購入できるでしょう。

まとめ

中古の太陽光パネルは、初期費用を抑えて太陽光発電システムを導入したい方には、魅力的な選択肢のひとつです。しかし、やはり新品の太陽光パネルと比較すると、発電量や故障、劣化などのリスクも高くなります。そして、購入する際にはパネルの性能や出品者の信頼性などに注意する必要があります。
これらのデメリットや注意点を理解した上で慎重に検討し、適切なパネルを選ぶことができれば、初期費用を抑えながら、環境に配慮したエネルギーを活用することができるでしょう。

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